お茶をのみに来てください♫

子どもの育ちにそって大人と子どもが一緒にあそべる「わらべうた」の世界。保育や子育て支援の現場でわらべうたをしてきた「ゆずりはわらべうたインストラクター」の仲間たちが、日々思うこと、活動報告、あそびのアイデアなどを綴ります。

2021-01-01から1年間の記事一覧

さよならあんころもち

♪ さよなら あんころもち またきなこ ♪ 夕方になるとお支度の廊下では、あちらこちらでこのわらべうたが聞こえてきます。 私たちの保育園の帰りの挨拶なのです。 2人で向かい合って両手を繋ぎ、拍に合わせて上下に揺らしながら屈伸をして、 最後に「タッチ」…

はじめのいっぽ

先日お散歩先で子どもたちが「はじめの一歩」を始めました。(4歳児) 少し発達に遅れのあるNちゃんは、お友だちが大好き。 みんなと並んで自分も参加するつもり満々。でもあそびのルールは理解できません。 みんなと同じようにするのがNちゃんの参加の形で…

『金曜やかまし村』の特別プログラム

やかまし村文庫の川村です。 『おちゃをのみにきてください』のブログにリンクを張っていただいている『yakamashimurabunnkoの日記』を書いている者です。 自宅で文庫を開いて25年目になります。 7年前から『わらべうたの会』を開くようになりました。 その…

オンラインでわらべうた

私は9月と11月に市の保育士会から依頼を受け わらべうた遊びを伝える勉強会を行いました。 主催者側の意向もありましたし準備の時はコロナの感染者が多い時でしたので オンラインでということになり2回ほど行いました。 最初にわらべうたは本来、人と人…

コロノ禍での遊び ♪はいってでて

緊急事態宣言中の9月に、保育園の幼児クラスのわらべうたをしました。 (オンラインゆずりは自主勉強会でふれた「コロナ禍での留意点」を参考にさせてもらい) 年中児クラスと年長児クラスで各30分位、 手をつながないで子どももマスクをして遊びました。 年に…

つぶやつぶや

♪ つぶや つぶや まめつぶや あぶらに につけて あがらんしょ (わらべうたと子どもの育ち エイデル研究所 138頁掲載) 歌っていたら突然、北海道での子どもの頃を思い出しました。 バケツを下げて広い水たまりのような池に行き、 つぶ貝やからす貝を拾い集…

ゆっくりと何度でも…

私はわが子が幼かったころに毎晩、本を読み聞かせしていました。 自分が読み聞かせしたいものを準備して、 面白そうな本を見つけてはずいぶん大きくなるまで話していました。 子どもが本好きになったらいいなと思ったのです。私の自己満足だったかな? 「読…

「二歳から五歳まで__言語と思考がともに飛び立つとき」

ー「デジタルで読む脳×紙の本で読む脳」よりー 「デジタルで読む脳×紙の本で読む脳」は木村先生に紹介していただいて直ぐに図書館で借りて読みました。 私にとっては難しく返却日も迫っていたのでナナメ読みになっていました。 ですが後半の方が少し理解でき…

子どもは面白い

子どもは面白い 遠隔でわらべうた自主勉強会がありました。 ある保育園での様子:「おおなみこなみ」大縄跳びをしているとき、 子ども達が跳べるようになったので 大人が「1,2,3・・・」と数えながら歌い続けた。 この事について後で保育士たちが話し合…

「デジタルで読む脳×紙の本で読む脳」の本を読みました。

結構私には難しい内容で、繰り返し噛み砕いたり消化しながら読んでいました。 多分「紙の本で読む脳」を使ってです。 現在、私たちのまわりではIT化がすすみ、スマホは持っていない人が居ないくらい常備アイテムとなっています。 わからない事は検索すればす…

ちっちここへ

夏で1歳になった0歳児クラスのR ちゃん。 緊急事態宣言の中、お父さんの在宅勤務に合わせ、一日おきの登園となりました。 感染対策上はありがたいのですが、 当のR ちゃんにとってはいつ来ても戸惑いがあるようで、 特に土日もはさみ3日連休明けとなると…

お勧めの本「グッド・モーニング・トゥ・ユー」

ある雑誌で目にした「グッド・モーニング・トゥ・ユー」というタイトルの本を読んでみました。 ケニアで障がいのある子どもたちと共に生きている医師・公文和子さんの書かれた本です。 キリスト教信仰に裏打ちされた彼女の活動ですが、『「心を失っている子…

想像力

想像することは行為や他人への思いやりにつながると感じています。 若いころ、「なぜ、分からないのだろう?」「なぜ、通じないのだろう?」と不思議に思ったことがあったのを思い起します。 やはり、自分の経験の範疇(実際の経験・読書・他人との会話・他…

事柄はつながっている

6月20日の東京新聞に哲学者の内山節氏が「五輪の廃止、議論のとき」というタイトルで文章を載せられていた。 その中で、1964年の東京オリンピックの陰で強制的に家を撤去され立ち退かされた人たちがいた思い出を書かれていた。 また現代オリンピックの提案者…

久しぶりの保育観察

久しぶりに幼児の異年齢混合クラスの保育観察に入りました。 5月の今の時期、そして新入年少児の中に手がかかる子どもが複数いるにもかかわらず、それぞれが落ち着いてあそびに向かっていました。 子どもたち同士の関係は年度初め特有の「これから」という状…

春に思う

毎年春になると、ホッとします。それは私が寒がりだからだけでなく、暖かさとともに自然が動き出すからなのでしょう。ペルセフォネをさらったハデスとデメテルの物語を思い起こします。 夫が亡くなった翌春、「植物は毎年芽を出し、花を咲かせるのに…」と人…