私は9月と11月に市の保育士会から依頼を受け
わらべうた遊びを伝える勉強会を行いました。
主催者側の意向もありましたし準備の時はコロナの感染者が多い時でしたので
オンラインでということになり2回ほど行いました。
最初にわらべうたは本来、人と人が目を見合いながら息遣いなども感じ、
気持ちのやり取りをするものなので
オンラインというこのような形とは一番遠いところにあるものだ
ということも伝えてから始めました。
まず乳児に向けてのわらべうたを人形やシフォンの布などを使っていくつか紹介し、幼児については描いた絵を見せて説明することや、保育士会の役員が4人いましたのでその場で立って遊び方を示しました。
ただ、ミュートで歌ってもらっているので声は聞こえず、実際に遊び込んでいるわけではないので遊びの面白さもなかなか伝わらなかったのではないかとも思っています。
他に今、公立の保育士は地域の親子に遊びを伝え、
育児相談など園内だけでなく外に出向いていくことも多いようなので私の経験から少しお伝えできることを話してみました。
そして、オンライン上ではありますが向かい合い
話をじっくり聴いていただける状況もありましたので、
わらべうたについて歴史や音域など私が知っている範囲で話してみました。
最後に視聴されている皆さんと私でじゃんけん遊び。
私は内緒でその中のお一人を選んで行いました。(なんと私は三連勝!とてもとても珍しいこと!!)
少し盛り上がって笑顔を観ることができ、何人かに感想や印象に残った歌は?などを訊いて終了しました。
画面に小さく映っている保育士さんの表情が今一つはっきりわからなかったので不安もありましたがなんとかできて良かったです。
オンライン勉強会は足を運ばず自宅で参加できるのでいいという方もいますし
実際に私もオンラインで参加することがこの頃多いのですが、
こんな感じの勉強会が当たり前になってしまったら世の中はどうなってしまうのか・・・
忙しい日々を送られている保育士さんですが会場に足を運ぶことや
なんとか時間を作って勉強しようという能動的な姿勢と
なんといっても会って話さないと伝わらない人と人との深い繋がりも大事なのではないかと思いました。
このような状況の中、今は実際に顔を合わせての勉強会とオンライン勉強会とどちらも上手く活用するというのが良いのでしょうね。
athukoT