お茶をのみに来てください♫

子どもの育ちにそって大人と子どもが一緒にあそべる「わらべうた」の世界。保育や子育て支援の現場でわらべうたをしてきた「ゆずりはわらべうたインストラクター」の仲間たちが、日々思うこと、活動報告、あそびのアイデアなどを綴ります。

「二歳から五歳まで__言語と思考がともに飛び立つとき」

ー「デジタルで読む脳×紙の本で読む脳」よりー

 

 

「デジタルで読む脳×紙の本で読む脳」は木村先生に紹介していただいて直ぐに図書館で借りて読みました。

私にとっては難しく返却日も迫っていたのでナナメ読みになっていました。

ですが後半の方が少し理解でき、印象に残りました。

大まかには以下の内容です。

 

紙で読む脳が発達すると「深い読みができるようになる」

これまで培ってきた知識が統合され、新たな思考モードを生み出す。

一方デジタルは注意をちらし、予測力、記憶力を低下させ、

自分の知っている範囲の外には出ないような状況が生まれる。

このことは共感力の低下、異なる他者への無理解、ひいては民主社会の危機にもつながる。

だが、デジタルも適切な時期に適切な教育を進めることで、

紙とデジタルの脳回線をそれぞれ育み、流暢に切り替えられるようになっていく。________という辺りです。

 

 

今、ほとんどの園児たちが、家庭ではユーチューブで遊ぶのが欠かせない毎日になっているということを保護者から聞くことが多くあります。

 

私自身もスマホがないと困るくらいの依存ぶりとなってしまいましたが、

こんな時代だからこそ、

保育園では目の前の小さな子どもたちと “わらべうた” “子どもとの対話” “お話を楽しむ” ことの大切さをさらに感じているところです。

 

今日は2歳クラスの子どもたちと、久しぶりにお散歩に出かけました!(^^)!

(緊急事態宣言が解除されるまではお散歩に出かけるのは控えるように、とのことでしたので・・涙)

 

散歩する足元には、いつの間にか赤や黄に色づいた葉っぱが落ちていて、思わず立ち止まって拾う子どもたち。“ほんとにきれいだものね”

 

時折吹いてくる風も心地よく「ちっちゃな風はどうしたの?」の詩を保育士が唱えると、近くの子どもが一緒に「草の中にもぐりこみ、まいごになってしまったよ」と繋げてくれたりして、嬉しい気持ちの共感♪

帽子をしっかりかぶった青いどんぐりを見つけ、ちいさな手のひらを広げ見せてくれる子もいたりして「どんぐりころちゃん」の歌も楽しく歌える季節です♪

 

自然も子どもも、いろんなことを教えてくれる、楽しいお散歩でした。

 

                                                    〈Fukkochacha〉