お茶をのみに来てください♫

子どもの育ちにそって大人と子どもが一緒にあそべる「わらべうた」の世界。保育や子育て支援の現場でわらべうたをしてきた「ゆずりはわらべうたインストラクター」の仲間たちが、日々思うこと、活動報告、あそびのアイデアなどを綴ります。

ちょろ松

てるちゃん

先日親子のわらべうたグループでのこと。 発達障害を持つてるちゃんは、部屋に入るといつも身体でお部屋の大きさを測ります。端から端までぐるりと走って縦と横の長さも調べています。 でも、みんなと手を繋いでなんだか歌を歌うのは心地よくて大好き。 そん…

子育て支援で

7ヶ月になる男の子を連れたお母さんがやってきました。 公民館でやっている「親子のためのわらべうたの会」に出向いてくるのですから、子育てには熱心な方だと思います。 が、なんだか違和感があります。 抱っこもしています。「この子わらべうたが好きみた…

Hくんの仲間入り

今回は3歳の発達障害のあるHくんの話をします。 Hくんは、お喋りができません。 自閉傾向を持つので、目線も合いません。斜視もあるかな? でもとても可愛がられて育ってきました。お母さんは、まるごと受け入れています。時々、ペットみたいに着飾らせたり…

おやじ

ある日のこと。 おままごとコーナーでいつものように4.5歳児がさまざまな役になりきってあそんでいます。今日はレストランごっこらしく、手前には飲食用のテーブル。 チューリップ柄のかわいいクロスもかけて、 重ねカップの一番小さいカップが伏せて置いて…

龍退治

先日、「秋のおたのしみ会」がありました。 今回のテーマは「いつもと違うお散歩」。 さて、スタッフでどう楽しむかを考えてみました。 「いつもと違うお散歩」にするには。でも、行き先はいつもの森です。 そこで考えたのが、森に行くといつも大きな木の根…

ことばと伝承

私は「短歌」をずっと詠んでいます。 馬場あき子の結社に入り、毎月10首詠むことを気が付けばもう随分長く続けています。 そもそも、「短歌」といえば百人一首を連想。 無知な私は、皇室はじめ特別な人のする事だと思っていました。 思い出すのは、高校生の…

おにぎり

先日、保育園で「冬のおたのしみ会」というのをしました。 うちの園では、春夏秋冬と「おたのしみ会」と名づけて、生活の中のちょっとした「特別」をたのしんでいます。 今年は4.5歳混合クラスを担当している私は、この日はお母さんにおにぎりを作ってもらっ…

はじめのいっぽ

先日お散歩先で子どもたちが「はじめの一歩」を始めました。(4歳児) 少し発達に遅れのあるNちゃんは、お友だちが大好き。 みんなと並んで自分も参加するつもり満々。でもあそびのルールは理解できません。 みんなと同じようにするのがNちゃんの参加の形で…

北原白秋について思う

北原白秋について思う わらべうたに北原白秋の存在は欠かせない。と私は思っている。 白秋は、歌人としても有名で日本語に深く子どもの姿を歌に表現した。 言霊を大切にと、多くの書物の中で唱えている。 明治以降、唱歌というものが学校という場所で教え込…

最近、思うこと

コロナ自粛あたりから時間が出来たので、 以前も話題になったレイチェルカーソンを もう一度ゆっくり読み返しています。 私たちは自然を敬い共存すること。 決して支配したりする事はなく、 お互いの声に耳を傾け生活することの大切さを感じています。 カー…

私の勤務する保育園では、

私の勤務する保育園(神奈川県)では、 玄関の受け渡し継続と、あとはスタッフのマスク必携。 でも、子どもたちはしていません。 熱中症の心配もあるし、表情での気持ちなどのくみ取りも大切なので。 わらべうたは「三密」とはいえ、それは現場に適用できま…