お茶をのみに来てください♫

子どもの育ちにそって大人と子どもが一緒にあそべる「わらべうた」の世界。保育や子育て支援の現場でわらべうたをしてきた「ゆずりはわらべうたインストラクター」の仲間たちが、日々思うこと、活動報告、あそびのアイデアなどを綴ります。

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「わらべうた」は魔法? 

久しぶりに入った1歳児クラスで9月から入園してきた女の子の観察を頼まれました。 彼女は1歳7か月なのですが、寝返りをしないままにやっとよちよち歩きを始めた状態でした。 私がクラスに入った時には棚の前におもちゃを出して150度くらい両脚を広げて体を支…

ぜひ読んでみてください!

購読新聞に「ネット依存」についての記事が3月25日から5回にわたって連載された。 以前から子どものスマホやオンラインゲームの問題点が指摘されていたので気になり、数年まえから何冊かの本を読み、知人や保育園にも紹介してきた。 学校でもタブレットが配…

マスク・ことば

先日、はじめての幼児混合クラスに入った時のこと。 子どもたちが園庭に出ている間に担任とおもちゃの出し方や空間を工夫してみました。園庭から部屋に戻ってきた子どもたちは 今までと違った空間にもかかわらず 何事もなかったかのように遊びだしました。 …

感動は「いのち」のはたらき

ある仲間で原稿を書く機会があった。 タイトルは「旅の思い出」。まず思い出したのは次のような情景である。 広い草原に小さな花々が咲き、所によっては羊や牛が放牧され、さわやかな風が吹いている。家々の煙突の上には大きな巣とその上に立つコウノトリ。 …

人間とテクノロジー 主役はどっち?

機械に弱いと嘆いてばかりでは現実が許さない。つくづくそう思う。 このブログに載せようと昨年末に書き始めた原稿。そして続きを、と今年も半か月以上たって書き終えたものを、UPするときにどこに触れたのかすべてが消えてしまった。 久しぶりにキツネにつ…

お勧めの本「グッド・モーニング・トゥ・ユー」

ある雑誌で目にした「グッド・モーニング・トゥ・ユー」というタイトルの本を読んでみました。 ケニアで障がいのある子どもたちと共に生きている医師・公文和子さんの書かれた本です。 キリスト教信仰に裏打ちされた彼女の活動ですが、『「心を失っている子…

事柄はつながっている

6月20日の東京新聞に哲学者の内山節氏が「五輪の廃止、議論のとき」というタイトルで文章を載せられていた。 その中で、1964年の東京オリンピックの陰で強制的に家を撤去され立ち退かされた人たちがいた思い出を書かれていた。 また現代オリンピックの提案者…

久しぶりの保育観察

久しぶりに幼児の異年齢混合クラスの保育観察に入りました。 5月の今の時期、そして新入年少児の中に手がかかる子どもが複数いるにもかかわらず、それぞれが落ち着いてあそびに向かっていました。 子どもたち同士の関係は年度初め特有の「これから」という状…

春に思う

毎年春になると、ホッとします。それは私が寒がりだからだけでなく、暖かさとともに自然が動き出すからなのでしょう。ペルセフォネをさらったハデスとデメテルの物語を思い起こします。 夫が亡くなった翌春、「植物は毎年芽を出し、花を咲かせるのに…」と人…

何をどう伝えるか

家に居て、今まで忙しいと言っては取組めていなかったことに少し着手しました。 わらべうたの良さを伝えることについては実践が出来ていないこともあり、 なかなかエンジンがかからなかったのですが ようやく7月くらいから少しずつ計画が予定通りに行われる…

何をどう捉えなおしていくのか?

緊急事態宣言が解除されて、 通勤電車も繁華街もにぎわい始めたとのことです。 いくつかのニュースの中で 「この3か月の学校の遅れを…」ということばに、 引っ掛かりを感じています。 この3か月をただの「遅れ」ととらえるよりも、 滅多にないこの時間から何…

やってみない?(2020年6月)

東京は急に蒸し暑くなってきました! これからの季節、少し涼しさを感じられて 親子で簡単にできるあそびをご紹介します♪ カタツムリのあそび【親子で:2~3歳から】 おさかなモビール 【親子で:3歳頃~】 ことばのあそびから…動物名のかくれんぼ 【小3頃…

気づいたごみの量

コロナウィルス緊急事態宣言で家にいながら、いくつかのことに気づきました。 医療関係の方々、ごみ収集を担ってくださっている方々の大変な苦労や商売しておられる方々の経済問題、教育問題、どさくさに紛れての様々な政治の動き…等々。 特に医療関係者、ご…

ツールの活かし方? 

テレビのニュース、新聞の報道で、検察庁法改正案に対して900万件越えの反対がツイッターで寄せられたということをしりました。若い人だけではないと思いますが、改めてすごいツールだと思わされます。そして、反応していくことの大切さを強く感じています。…

非日常時に改めて思う

コロナウィルスの感染によって今までには経験しなかったような「非日常」が「日常」になっています。 思わぬ時間ができたことで、仕事として発信してきた『ゆずりはだより』をめくっているうちに、2013年に保育士たちと出かけたデンマーク研修のまとめが出て…

やってみない?

◆ たんぽぽの綿毛飛ばし そっとたんぽぽの綿毛を吹いたら、どこまで飛ぶでしょう? ♪たんぽぽ たんぽぽ むこうやまへ とんでけ ♪ とうたってそっと飛ばします。力を抜いてそっと吹く練習になりますよ! と~んでけ! ◆ ダンゴ虫の迷路 ① 下の図のようにジグ…

♪・・お茶を飲みに来てください・・♪

はじめまして。 「教育研究所ゆずりは」として 子どもの育ちにそったわらべうたあそびを 保育の現場にお伝えしてきた木村はるみです。