♪ つぶや つぶや
まめつぶや
あぶらに につけて
あがらんしょ
(わらべうたと子どもの育ち エイデル研究所 138頁掲載)
歌っていたら突然、北海道での子どもの頃を思い出しました。
バケツを下げて広い水たまりのような池に行き、
つぶ貝やからす貝を拾い集めていたことを。
からす貝は黒くて平たいのですが、つぶ貝は小さくて可愛いのでたくさん集めると嬉しい気持ちになったものです。
すぐに食べると泥臭いので、数日バケツに入れてきれいな水を毎日取り換えていたような気がします。
子ども心に美味しかったのを覚えています。(今でも貝は好物ですが)
6年生の頃なのですが、煮付けているときの待ち遠しさや、
おいしいよ!と言う母の声まで・・・思い出しました。
(そういえば娘に、わたしの「おいしいよ!」の言い方は、おばあちゃんそっくり。とよく言われています)
伝承のわらべうたには、ある決められた感情があるとはおもいませんが、うた心(うたい手の心?)を想像することはよい事だと思います。
♪ちっちここへ の記事を読みました。私も保育園で先日遊びました。
普段わらべうたをしていない2才児クラスだったので、
言葉かけもしながら、少々一生懸命に・・(笑)
小鳥さんとぶよ・チチチチ 小鳥さん軽いのよ・・・
両手を広げて指を震わせ 〇〇ちゃん指が上手!すてき!・・
♪ちっちここへ~ ・・・
何かをイメージしだすと子どもの表情が変わりますね、
“軽やかさ”を感じることはとても大切なことだと改めて思いました。
子どもたちの想像力に少しでも近づきながらわらべうたを楽しみたいものです。
2021年秋 (kura)