購読新聞に「ネット依存」についての記事が3月25日から5回にわたって連載された。
以前から子どものスマホやオンラインゲームの問題点が指摘されていたので気になり、数年まえから何冊かの本を読み、知人や保育園にも紹介してきた。
学校でもタブレットが配布され、デジタル機器を使用しての授業が進んでいくようだ。
このことに少々怖ささえ覚えていた。
たまたま他の本を探しに立ち寄った本屋で
『スマホはどこまで脳を壊すか』(榊浩平著・川島隆太監修 朝日新書)
という衝撃的なタイトルの本を見かけ読んでみた。
今までにデータとしてわかっている問題点を平成生まれの脳科学者が分かりやすく説明している。
思考機能、コミュニケーション機能、もちろん学習能力の発達不全や衰えなど・・・。
そして何より、オンライン習慣との付き合い方の提案をされている。
止めることが不可能な便利器具をどう使っていくのか? 改めて考えさせられた。
保育、教育に重くのしかかる問題でもあると思いながら、一気に読んだ。
ぜひご一読を! そして仲間、保護者にも進めてください。