「仲間に背中を押されて・・・学童のわらべうた遊び」
ゆずりはわらべうたインストラクターのオンライン勉強会で学童のわらべうたを始めるきっかけについて投げかけさせていただきました。
相談したからには行動しなくてはと思い、小学校で最近までPTAのことをしていた方に連絡してみるとそのまたお知り合いの放課後キッズのスタッフの方に繋がり、すぐに見学。
わらべうたは全く初めての事だったみたいですがやってみようということになり話しはとんとん拍子に日程が決まりました。
当日は子どもたちが集まってくる時間の少し前に行き様子を見ていました。
1年から3年生の30数名。
ランドセルを置き出席を確認するとすぐにドールハウスを出して遊ぶ子、ポケットモンスターのおもちゃを出して並べている子たち、積み木を組み立て始める二人、宿題のドリル計算を始める数人、プラバン作りをする子などそれぞれが好きなことを楽しめる時間になっているようでした。
やっと授業を終えてのびのび過ごせる時間に
「さあ片づけてわらべうたをしましょう!」というのはどうかなと思い、
スタッフと相談して部屋は少し広げてもらうものの自由参加で行うことにしました。
挨拶をして早速始める。耳慣れている曲からと思い、“あんたがたどこさ”を歌いながら「さ」のところで手をたたいたり、その場で跳躍。
次に“かわのきしの水車”二人組、三人組などになるのを楽しむ。
最後の二人組で“なべなべ”を何度かする。
“おくやまのおくの”は室内だったので役交代のような鬼ごっこ。「ごそごそ」はすぐに歌い始め楽しんでいるようだった。
鑑賞曲をと思っていたが上手く雰囲気を作れず一旦終わりにする。
その後、帰りの集まりのようなことをしたときに“こどものけんかに”の指遊びとあやとりで“かがとんできたぞ(ハンガリーの曲)”を観てもらう。“さよならあんころもち” 》
全体の様子としては1,2年生の女子が中心だったが男児も数人参加する。
周りで聴いていた子たちも気になっている様子でこちらを見ていました。
一人の男児は寝転んでわらべうたをして輪になって歩いている子の脚をつかもうとして何度もスタッフに止められていて、
きっかけがあったら入れたかもしれないが 私に声を掛ける余裕がありませんでした。そして鑑賞曲こそ聴いてほしかったので次回は必ずやりたいと思っています。
スタッフから「話しがとにかく聴けない子が多いからね(覚悟しておいて)」と言われていたので
ちょっとドキドキでしたが「きっと大丈夫」と、思えていたのはわらべうたの魅力と子どもを信じていたからだと思います。
背中を押してもらい、きっかけをいただいた皆様有難うございました。
また報告します。 athuko,T