先日、「秋のおたのしみ会」がありました。
今回のテーマは「いつもと違うお散歩」。
さて、スタッフでどう楽しむかを考えてみました。
「いつもと違うお散歩」にするには。でも、行き先はいつもの森です。
そこで考えたのが、森に行くといつも大きな木の根っこが生えている場所があり、
そこは少し暗くてドキドキする場所。
最近話題になっている「なら枯れ」や「カエンダケ」。
そうだ!こうしよう!
この根っこは夜になると龍に変身して森を駆け巡り悪さをしているという設定。
さあ、子どもたちと魔法の呪文を唱えて封じ込めなければという設定です。
呪文は「でんでらりゅうりゃ」という長崎弁の唄に。
だって「出てきたいけど出てこれなくなった唄」だから。
当日、子どもたちと話し合い。
「夜になると森で悪さをしている龍退治なんだけど、どこにいるかわからないの」と投げかけると「昼間は石とか木に変身している」ということをヒントに、あっちではないか?こっちではないか?と声が飛び出し、みんなであちこち行って呪文を唱えて来ることになりました。
その日は森じゅう歩き回り唄って、「今日行ったところのどれかがきっと変身した龍!」ということで、この日は終わりました。
後日、森の妖精たちからお手紙が来て「おかげで、龍が魔法にかかって動けなくなり悪さもしなくなった」と。
ちょっとハリーポッター並みのドキドキ散歩でした。